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2023.05.21

垂水校

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成功者に共通する究極の力は○○○○❷

こんにちは、創学ゼミ垂水校です。

この記事は昨日の記事の続きです。

今回はある男子生徒に関するエピソードを紹介したいと思います。

彼が通う高校は地域のトップ校ではなく、地域の3番手高校でした。高校入試ではトップ校を受験したのですが、いわゆる「回し合格」で不本意ながら3番手高校に通うことになったのでした。

そんな彼は、高校入試での失敗の悔しさを晴らすべく、今度こそ地域のトップ校である「神戸大学」に絶対に入学すると誓いを立てて、創学ゼミに入学してくれました。

彼の決意や努力は誰もが認めるものでしたが、成績は鳴かず飛ばずで、模試の成績ではいつも、E判定、よくてD判定といったところでした。

当時の私が未熟だったこともあるでしょうが、どれほど的確(に思えるよう)な助言をしても、さらに、その助言を踏まえて彼が精一杯取り組んでも、成績がなかなか上がらなかったのです。

そうこうしているうちに時は流れて、気づけば高校生活も半分を過ぎてしまいました。高校2年生の冬、彼は個人面談の際に、面談が開始するや否や、目を潤ませながら次のように話してくれました。「最近、母からも学校の先生からも、神戸大学は厳しいから志望校を下げたら、と言われました。でも僕は絶対に諦めるつもりはありません、絶対に合格しないといけないんです。誰に何を言われても変えるつもりはありません。だから今まで通り、どうすれば神戸大学に行けるかだけを教えてください。」

これだけの思いで目標に向けて努力をしている生徒を見捨てることなど、私にはできませんでした。私は彼の未来を信じて、可能な限りのアドバイスをしました。それでもやはり、劇的な変化にはつながらず、彼の成績は低空飛行を続けました。

高校3年生の春先の面談の際にも、先ほどと同じような話が浮上しました。「母からも先生からも諦めるようにと言われているし、友達からは無理やろ、と言って馬鹿にされることもあるけど、僕は絶対に諦めません。」その後も彼の目に宿る火は全く消える気配を見せることはなく、面談のたびに「僕は絶対にやり切ります」と決意だけを口にするのでした。

普通の生徒であれば、諦めるであろうタイミングが幾度となく訪れていたのに、家族でさえ、体調を心配して諦めるように言ってくれていたのに、彼だけは決して諦めませんでした。

高校3年生の秋の模試でも、彼の成績は伸びてきてはいたものの、判定はやはりE判定でした。

それでも彼の闘志は途絶えることなく、不安やしんどさを見せることもなく頑張り続けました。

受験本番1ヶ月前に、彼は「初めて全科目で目標得点を取れた」と嬉しそうに報告に来ました。「諦めなくて良かったな、絶対に君の努力は報われると信じてたよ。」と伝えると「ありがとうございます、本当に自信がつきました!」と話してくれました。

お察しの通り、彼は見事、神戸大学に現役合格を果たしたのです。

決して地頭がいい生徒ではありませんでした。それどころか他のほとんどの生徒よりも明らかに飲み込みが悪く、知識の定着にも時間を要するタイプでした。

他の生徒と比べて彼が優れていた唯一の資質がグリットだったといえます。

仮に現役で合格していなかったとしても、彼はいずれ絶対に神戸大学には合格していたろう、と今では思います。

このようにやり抜く力が才能を凌駕することもあります。

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