こんにちは、創学ゼミ垂水校です。

大学入試で失敗する生徒には、共通して“学習の一貫性が欠如している”という特徴があります。受験勉強は、知識の積み上げと戦略の継続が成果を生むプロセスです。しかし、高２以降に転塾をする生徒や、志望校が決まらない、あるいは頻繁に変わる生徒は、この積み上げの軸が揺らぎます。学習方針が変わるたびに、使用教材・カリキュラム・優先度がリセットされ、せっかく形成され始めた学力の土台が分断されてしまうのです。

また、志望校が定まらない状態は、学習の“判断基準”を失った状態と同義です。どの科目をどのレベルまで仕上げるべきか、どの時期に何を完了させるべきか——これらが決まらなければ、学習計画はブレ続けます。計画の揺らぎは、学習量・学習質のムラを生み、結果として受験本番までに必要な到達ラインに届きません。

受験は長期戦です。最も大きな差を生むのは“才能”ではなく、“戦略と学習の一貫性”です。明確な志望校とぶれない学習方針を持ち、継続して努力できる生徒こそが、合格という結果をつかみ取ります。

皆さんも今一度、自分に当てはまるところがないか、見つめ直してみてください。万が一当てはまるところがあるならば、その部分を改善することで、志望校に近づく第一歩を踏み出せることでしょう。

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