お知らせ
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2023.03.30
垂水校
お知らせ
なぜ桜は美しいのか
こんにちは、創学ゼミ垂水校です。
2023年3月30日現在、兵庫県の多くの地域で桜がほぼ満開になりつつあります。

なぜ日本人はこれほどまでに桜に魅了されるのでしょう?なぜ桜は美しいのでしょうか?
その理由について自分なりに思案してみました。
春という季節がそう感じさせるのだろうか。「咲き誇る」という言葉は桜に最もよく似合う言葉で、一斉に咲くからだろうか。満開の時期が短く儚いからだろうか。
その後で調べてみることにしました。するとすぐに、以下の記事が見つかりました。
満開のサクラの花が“美しい”理由は、3つの性質で説明できます。1つ目は、葉が出るより先に、花が咲き誇ることです。花が咲くより前に葉が出る品種はありますが、 満開のサクラが美しく感じられる大きな一因は、葉がないのに花が咲くため、花の美しさが葉に隠れずに目立つことです。2つ目は、花がいっせいに咲くことです。一株に咲く花はもちろんですが、同じ場所や地域で、すべての株がほとんど同時にいっせいに開花します。それぞれの株がバラバラに花を咲かせるより、美しさはきわだちます。3つ目は、咲く花の個数です。これは、中途半端な数ではありません。一度数えてみてください。少し大きめの一本の木に咲いている花の個数が十万個を超えることは、めずらしくありません。
(引用元URL)https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/pr/risukeirin/pdf/no013_14.pdf
このように、日常の中で何気なく抱いた疑問について、まずは自分の頭で答えを思案してから、その後で調べごとをすることが「主体的な学び」であると思います。「誰かに言われたから」ではなく「興味を抱いたことを進んで調べること」は大学入試だけではなく豊かな人生を生きるためにも重要なことだと考えています。
そして主体的な学びの前提となるのは「様々なことに興味を持てること」つまり「豊かな感受性」であると考えています。
デジタルデバイスにどっぷり浸かってしまうと、日常で出会うべき多くの感動を見落としてしまうことがあるように思います。
一つには、単純なことですが、画面(やイヤフォンから聞こえてくる音)に目(や耳)が釘付けになるあまり世界を認識するチャンスを失うこと、もう一つには、視聴者の目を奪うべくして作られた動画コンテンツ内の「大きな変化」や「強い刺激」ばかりに触れることで些細な日常の変化や美しさに気づけなくなってしまうことがあると考えています。
イヤフォンを付けてスマートフォンのスクリーンを見ながら過ごすのも、適度であれば、娯楽やストレスの解消には良いのでしょうが、世界の変化に感動できる豊かな心を失うまでデジタルデバイスに浸かることは避けたほうが賢明でしょう。
デジタルデバイスを主軸にして史上希なほどの成功を収めた天才起業家のスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツは、自分の子どもにはデジタルデバイスの使用を強く制限していたといいます。
彼らは子どもに「自分の目で捉えた世界を、自分の頭で判断し、自分の心がどう感じるか」ということと向き合わせたかったのかもしれません。
「感動できる心」を、もっと言えば「幸せを感じられる心」を手に入れることが豊かに生きる上で大切であるということを教育を通してお子様方に伝えていきたいと考えています。
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