こんにちは、創学ゼミ垂水校です。

今回は、先日実施した高校３年生との面談の中で、お子様にお話しさせていただいた内容を共有いたします。

彼は自分の現状に対して、志望大学の合格最低点があまりにも高く「同じ大学を志望している子と比べても自分は点数が低い。もう今から頑張っても無理なのではないか」と相談してくれました。

そんな彼に対して、現状を整理し、合格可能性についてのシビアな話をした後で、以下のことをお話ししました。

どれほど高く見える壁でも、足場さえあれば、いつかはその壁を越えることができる。多くの子は「上手な足場の作り方」つまり「戦略の立て方」を知らないから、どうしようもなく高い壁に思える。今から一緒に逆算をして戦略を立ててみよう。それでも無理と思うなら、志望大学は下げるしかないね。

そう伝えてから、一通りの（かなり過酷な）戦略、スケジュールを立てた後、その彼は「今からすぐにやってみます、ありがとうございました！」と決意を表明してくれました。

周囲の子と自分を比較して、不安になることもあるかもしれません。時に「あの子は天才だから（自分とは違う）」と思うこともあるかもしれませんが、そう思った時点で自分の成長を放棄しているようなものです。

天才数学者のガウスは美しく「完成された数式」しか公表しないことで有名ですが、実はその背後には、膨大な量の泥臭いアプローチがあったそうです。どんなに天才に見える人でも、人知れず努力をしているということは、決して忘れないようにしたいものです。

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